大学生の自由研究
イベント
最終更新日 2015/07/12



どうでもいいプレゼン会


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7月10日(金)、SIS4教室にて開催されました。


どうでもいいことを共有するために、プレゼンター2名と観覧者6名ほどが集まりました。いままでに見たこともないプレゼンが披露され、会場は奇妙な雰囲気で満たされました。



プレゼンNo.1 「みそ汁」 
(プレゼンター:江坂)


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ひとんちのみそ汁の話は思いのほかどうでもいいと思います。(江坂)


朝食のみそ汁の写真5日分を使って、どうでもいい話を繰り広げたプレゼン。内容がありそうな雰囲気を装って実はすっからかんという、満ち溢れるポンコツ感が魅力。




プレゼンNo.2 「こないだ見た夢」 
(プレゼンター:大迫)


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どうでもよすぎてうんざりすることと言えば他人の夢の内容だと思ったので、こないだ見た悪夢を話すことにしました。このプレゼンを作った日の夜、同じような悪夢を見たので、もうやりたくありません。(大迫)


抽象絵画的な紙芝居を使った、アーティスティックなプレゼン。途中まで本当かと思わせる狂った話で、観客の頭をもみくちゃにした。クレヨンで描いた絵はどうでもよくない(うまい)。




プレゼンNo.3 「私の記憶」 
(プレゼンター:柴田)※飛び入りプレゼン


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好きな動物はウェルシュ・コーギーです。(柴田)


観覧者による即興プレゼン。以前使ったというプレゼン用スライドをそのまま流用し、しかも話すのは当時考えていたこと、というどうでもよさっぷり。スライドが切り替わるたびに「どうでもいいなぁ」という感情が湧き起る、お手本のようなプレゼン。




感想


大迫:本当にどうでもいいことには、気の利いたコメントも出ないし大した感情も湧かない。プレゼン後はまばらな拍手が起こるのみで、誰も言葉を発することができなかった。これ程「だから何?」という言葉が似合うプレゼン会が他にあるだろうか。



江坂:どんな内容でも大参事にならないのがこのプレゼン会のふしぎ。ふつうのプレゼン会ではありえないことの連続。どんなに内容がスベっていても、この会ではそのしらけ具合こそが正解の空気なので、いつもはうれしくないことがうれしいというパラドックスが起こる。プレゼンターも観覧者も、終始知らない世界にでも連れて行かれたみたいな表情で、会場はまさに異次元空間と化していた。過去10年で最も奇妙な時間だったと言って間違いない。





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