大学生の自由研究
イベント
最終更新日 2015/07/03



呪いの人形コンペティション


7月2日(木)、SIS3教室にて開催されました。


念のため、会場には盛り塩を用意しています。



エントリーNo.1 (作:大迫)


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キラキラした女子大生が羨ましくてムカつくので、呪ってやろうと女子大生をモチーフに作りました。胴体は大学生のトレードマークのボーダーです。頭には般若心経が書いてあります。本当は全身に書くつもりでしたが、途中で飽きてやめました。家で作って放置しておいたら、猫に遊ばれて目と下半身がもげました。(大迫)


コメント:耳なし芳一かと思いきや耳が付いていないことにまず驚く。本来、大乗仏教の真髄を説くべき般若心経がかえってこの人形の不気味さに一役買っているという不思議なアイロニーが見て取れる。(久保)


評価:★★★



エントリーNo.2 (作:江坂)


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呪いの人形といえば釘だと思うので、ひたすらに釘を人形の頭部めがけて打ち付けました。(裏は釘まみれです。) あえて心臓部は狙わないことで藁人形との差別化を図っています。人形本体の板はカマボコのものです。うつろな表情を描こうとしたら、妙に凛々しくなってしまったので、泥で汚してごまかしてあります。あと怨念がたまるように3日間くらい庭にほかっておきました。(江坂)


コメント:呪いと言えば釘という安直さ、夥しい釘の割に間抜けな人形の顔にも関わらずこの人形を見ると盛り塩で洗顔したくなる。実際にこの人形を触ると砂状の得体のしれない物質が手に付着するため、少なくとも手は洗うことになる。(久保)


評価:★★



今回集まった呪いの人形は以上です。作者はどちらも当サークルのメンバーです。人形を作った2人の感想としては、思いのほかまがまがしい呪いの人形を作ることが難しい、ということでした。自分の頭の中で描く人形の歪みを現実世界に落とし込もうとすると、想像よりチープになります。(しょせんは素人なので)


人形のまがまがしさを評価する上では、いくつか発見がありましたので報告します。まず、よくわからない文字が刻まれているとそれだけで不気味に見えます。また、新聞紙で包まれているとそれっぽい雰囲気が出て好印象です。(メンバー江坂作の人形は、透明のビニール袋に保存してあったので意に反してチープ感が増しました。)





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