大学生の自由研究
名古屋大学路上の芸術研究会
2016/05/13
鑑賞者:キタダ



群れるものたち


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発見場所:鏡が池の近くの建物の上



鏡が池の近くに、謎の像が多数生息しているのを発見しました。彼らは皆同じ方向を見つめ、身じろぎ一つしません。彼らの目的が何なのか、彼らが何を考えているのか、一切不明です。その姿は、イースター島のモアイ像を連想させますが、もしかしたら遠い親戚なのでしょうか。彼らは一体何者なのでしょうか…兵士?待ち人?巡礼者? あなたはなにに見えますか。



鑑賞のポイント
・彼らが何者か考えてみること。そしてそれを通して自分と向き合うこと。
・彼らの視線の先にあるもの・ないものを想像してみること。
・あくまで彼らとは距離を保つこと。―――彼らの仲間になろうなどとは思ってはならない。どんなに彼らのことが羨ましくとも。






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彼らが見つめる先には池が広がっている。彼らはここで、なにを思うのか。






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