大学生の自由研究
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2016/11/02
書いた人:イイムラヒロキ

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僕はメントスを噛みません。


メントスを噛む。 これは僕ら人類に与えられた宿命的な本能だ。

しかし、そんな本能に抗ってこその人間である。

僕はメントスを噛まなかった。








人はメントスを噛む


メントスは1934年にオランダのファン・メレが発明したもので、3層構造のチューイングガムである。

一番外側はシュガーコーティングになっていて、硬い殻のようである。

故に人はメントスを食べる時、必ず噛む。

多分この記事を読んでいるあなたもメントスを噛んでいるはずである。

もし普段噛まないという方がいたら連絡をください。 どうやって食べているのか聞きたいです。

ちなみにアンケートの結果はこんな感じだ。


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多分うそである。アテにしないでほしい。



メントスを噛まないで食べる


さて、そんなメントスだが、僕は今回噛まずに食べることに成功した。

その模様をお伝えしたい。

まず、最初の状態。


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薄くなったぶどうの紫の色をしている。 よく見る状態のメントスである。

さて、口に入れて見る。


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半目が多くて悲しくなった。


うん、美味しい。

僕が一番すきな感じの味である。 僕はこの時の状態が食べたくてメントスのグレープ味を買うのだ。 薄いぶどうみたいな不思議な味がする。

表面はツルツルしていて心地よい。 大理石をなめたらこんな感じだろう。

メントスは3層構造らしいので、これは多分1層目、糖衣である。

30秒ほど経った頃だろうか、食感が変わる。

ザラザラし始めたのだ。

少しぶどうの味が濃くなってきた。 それに若干ペタペタとくっつく感じが出てきた。


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見てみたら色が変わっていた。 よくあるぶどう飴の色だ。

これは2層目に突入したに違いない。

そして1分半くらいから徐々に本気を出してきた。

ぶどうの味がガチだ。 豊かなぶどう農園と、収穫する農家の方の顔が頭に浮かんでくる。

やっぱメントスうまいです。

そして、ラストスパート3分ごろ。さらなる進化が。

酸っぱくなってきたのだ。 ぶどうの自然な酸っぱさが口に広がる。 この酸っぱさが「もう1個」を生み出しているに違いない。


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色は完全に白。

三層目に突入したのだろう。 そして5分10秒ほどで消えていった。

ちなみに普通に噛んで食べたら1分くらいでなくなってしまった。

噛むのは贅沢な食べ方だったのかもね。






まとめ


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今日のまとめの図である。

一見太陽の解説図っぽいけど、ざんねん。 メントスグレープ味でした。

実は、ここまできて、意外と噛まない派の人も多い気がしてきたので、少し反省している。

でも、僕は一生噛み続けることをメントスに誓おう。






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