ツイッターやインスタグラムを見ていると、スタバの写真が挙げられているのをよく見る。
僕もやってみたいのだが、もう僕は若くないし(大学3年です)、そんな元気もない。
でも諦めきれない。
そう思ったので名前が似ているスナバに行って写真を撮ってみた。
スナバとは
スナバとは、想像はついていただろうが、みなさんご存知「砂場」である。
小さい頃にみんなお世話になったであろう、あの砂場だ。
以前、鳥取にスタバの代わりにスナバコーヒーというのができたと聞いた。
イイムラ、パクったんじゃないか、そんな疑惑が出てくる。
しかし、今回はもっと悲惨な状況だから許してほしい。
コーヒーすらないのだ。
真夜中の公園
ということで、バイトが終わった午前1時、スナバに行くことにした。
スタバは22時くらいに閉まるが、スナバは24時間営業だ、すごいだろう。
さて、スナバはどこだろうか。
左奥にスタバと同じ緑色のシートを見つけた。
スナバはその緑シートの下にあった。
スナバで自撮りする
ついにスナバに着いたので、さっそく自撮りをしてみたいと思う。
まずはオーダーをしなければいけない。
女子大生はここで「ナントカフラペチーノ」とか「カントカラテ」を頼むところだが、僕は無難に「砂(すな)」をオーダー。
さすがスナバに慣れているといったところか。
そしてその場で受け取る。
オーダーから受け取るまでの早さもスタバより上だ。
しかも無料だ。すごいぞ、スナバ。
さて、ここからが自撮りのタイミングだ。
席についたら自撮り棒を取り出し、楽しみにしてたビバレッジと自撮り。
パシャリ。
そして気付いた
念願の自撮りをできたので満足だったが、僕はそこで気づく。
スタバで自撮りをするのは、「スタバで自撮りをする」という流行に乗っかることで自分の所属欲求と承認欲求を満たし、また他人から「いいなあ」とリプライをもらうことにより優越感を得たいからなのである。
一方、僕はバイト終わりで死んだ目をしながら深夜に一人で公園の砂場で写真を撮っている。
これは蔑まれることはあっても羨ましがられることはない。
僕は滑り台でお尻を冷やしながら決意した。
明日、スタバに行こう、と。
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