大学生の自由研究
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2016/10/23
書いた人:イイムラヒロキ

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僕はりんごとバナナが好きだ。

バイトの給料をりんごとバナナで払ってもらいたいくらいには好きだ。

ダーウィンは僕を見た方が進化論を早く作れたにちがいないくらい好きだ。(猿の親戚だということが明らかに見て取れる。)


一方、僕は芸術も愛している。 特に現代アートは、何を言ってるのかわからないところが好きである。


そこでハッとしたのだ。








りんごとバナナを置いてみる


何と、りんごとバナナを置くとどこでも現代アートっぽくなるのだ。

例えば、この写真。


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自分の少年心をさらしているみたいで恥ずかしい


僕の好きな漫画、「青の祓魔師」と「あひるの空」が並んでいる。

ここまではただの男子の本棚であるが、りんごとバナナを置いてみると


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タイトル「現代人の収穫」


一気に現代アートに大変身だ!

この作品は毎日を多忙に過ごしている現代人の唯一の楽しみである漫画という娯楽を、古くは食べ物という収穫物を楽しみにしていたのだという視点から嘲笑している、シニカルな作品となっている。

みなさん、要領はお分かりになっただろうか。

では、りんごとバナナによる現代アート展、ぜひ見ていってほしい。



展覧会


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「忘れられた記憶と悲壮」


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「生活感の欠如した都市」


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「雑踏:Ⅰ」


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「雑踏:Ⅱ」


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「Is it really convenient ?」






終了の挨拶


いかがだっただろうか。 どれも現代アートに見えていてくれると幸いだ。

多分多かれ少なかれ現代アートっぽく見えたと思うので、なんでそう見えるのか考えよう。

私の理論だと、「現代アート=違和感」だ。 日常に非日常が組み込まれた空間を違和感と捉え、何かを感じ取っている、それが現代アートの匂いなのではないかと考えた。

ゆえに今回の作品も洗濯機やコンビニといった日常に、りんごとバナナという非日常が入り込むことで違和感が生じたのではないか。

ぜひいろんなところにりんごとバナナを置いて楽しんでみてほしい。






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