ロイヤルミルクティーという飲み物がある。ミルクティーよりも高級な飲み物だ。
でも、レモンティーにはロイヤルはつかない。
不公平だからロイヤルレモンティーを作ってみた。
みんな知ってる飲み物紹介
みんな知っているけど、一応紹介しておこう。
まず、ミルクティー。こいつは、普通に入れた紅茶に普通に牛乳を入れるとできる。
ルマンドと一緒にどうぞ。僕はバウムロールの方が好きだけどね。
そして、その高級路線がロイヤルミルクティー！
その名の通り、ロイヤルなミルクティーだ！！
ロイヤルとは、”英国風の”という意味だ！
英国風と言われてもさっぱり分からないぞ！
ちゃんと説明すると、作り方には諸説あるが濃く入れた紅茶を多量のミルクで割ったり、ミルクそのものに茶葉を入れて煮たりする。
とにかくミルクをたくさん入れるとロイヤルなのだ。とりあえずこれを覚えていてほしい。
ヨックモックと一緒にどうぞ。QOLがうなぎのぼりだ。
今回の主役・レモンティー。檸檬って書けない。
そして、本題のレモンティー。こちらはストレートの紅茶にレモンを入れたものです。
コンビニでリプトンの紅茶を見ると、大体レモンティーとミルクティーは隣に並んでいる。
そう、レモンティーはミルクティーと肩を並べる人気商品なのである。
しかし、レモンティーには”ロイヤル”が存在しない。なら、作ってしまえばいいのだ。
さっきロイヤルミルクティーはミルクの多いミルクティーだという話をした。
なら、レモンを沢山入れれば、それはロイヤルレモンティーなのではないだろうか？
簡単な作り方
１、レモン汁を購入する
こちらは「ローソンストア100」で購入してきたレモン汁だ。
本物のレモン汁を紅茶にぶち込むわけにはいかないので、汁を使います。
２、お湯を沸かし、少量のお湯に紅茶を入れる
容器に紅茶のティーバッグを入れて混ぜた。
正しい入れ方より、濃さを重視。
濃さを追求するためにもう一個追加だ。
３、温めたレモン汁を紅茶に注ぐ
片手鍋にレモン汁を注ぎ、
温めていく。
鍋が汚いのはご愛嬌（ということにしておこう）
すぐ沸騰した！
お湯を沸かすときより泡が細かいから視覚的にはサイダーを煮ているみたいである。
そしてその状態になったら紅茶をまぜる！！
そして…
完成！！！
ロイヤルレモンティーいただきます
さあいよいよ夢にまで見たロイヤルレモンティーを頂く時間だ。
ごくり…
ん！？
酸っぱい！！！
正直、酸っぱいのはわかっていたが、こんなにも酸っぱいとは想像していなかった。
しかも、紅茶と混ざることによって独特な風味のある酸っぱさになっている。
例えるなら、梅干しを漬けていた汁にえぐみを少し足したような感じだ。
うーん、これがロイヤルということなのか。
いや、違う！これ絶対ロイヤルじゃないぞ。
だって英国風の飲み物からおばあちゃんちの味がするわけないじゃないか。
方向性を変えてみる
いくらイギリスの料理は美味しくないと言っても、さすがにこれはない。
方向性を変えてみよう。
レモンさえ多ければロイヤルなのだ。そこを狙っていこう。
次なる作戦は、名付けて「見た目ロイヤル作戦」だ。
説明しよう。見た目ロイヤル作戦とは、レモンティーの見た目をロイヤルにしてしまおう、という作戦のことである。
性格がかっこいい男より、見た目がかっこいい男のほうが女の子にキャーキャー言われる。世の中そういう風にできているのだ。
え？さっき「レモンをぶち込むわけにはいかない」って言ってたって？そんなの知らない。結局ロイヤルなら、それでいいのだ。
この作戦に切り替えよう。そしてあわよくば味もロイヤルになってくれるといいな。
イケメンで性格がよかったら誰も文句はあるまい。僕は少し妬んじゃうけれども。
見た目が大事なので、いきなり完成写真をお見せしよう。
こちらだ！
おお！なんとロイヤルなことか！
レモンを丸々1個入れているので、それがゴージャス感かつ王族感を演出してくれている。
ゆず風呂業界から羨望の眼差しを感じるのも気のせいではないはずだ。
見た目ロイヤルレモンティーをいただく
早速飲んでみよう。
おっ…
美味しい！！
意外にも、普通に美味しい。
まず、口元にコップを持って行った時の、鼻を抜ける爽やかな香りが素晴らしい。
そして味も、少し苦味のある後味をレモンが軽くしてくれていてとても飲みやすいのだ。
よく外国の瓶ビールの口にカットレモンが刺さっていて、レモンを瓶の中に落として飲んだりするが、それと同じで苦いものとレモンはあうのかもしれない。
これはウケるはずだ。１カ月後には原宿で女子高生とか女子大生がこれを飲んで自撮りしているにちがいない。
見た目と味のバランスが取れていたので、今回はこの「見た目ロイヤルレモンティー」をゴールにしたいと思う。原宿で流行るといいな。
打倒イギリス
友情出演・傷を負ったトドのフィギュア
今回わかったことを端的に言うと、ミルクティーと同じ要領で「ロイヤル化」すればいいというものではなかった。
レモン汁は牛乳に比べて刺激が強すぎるのだ。
だからやっぱりレモンを丸ごと1個入れるのがベストだと思う。
これからの季節、暑くなってくるので凍らせたレモンを熱い紅茶に入れたらきっと美味しい「アイスロイヤルレモンティー」ができると思う。
まだまだロイヤルレモンティーには可能性が秘められていると思うので、いつか英国に逆輸入してやる。
あ、ちなみに僕はレモンティーよりもミルクティーのほうが好きです。
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