大学一年生の冬、一度だけアバターになったことがある。
あの時の快感が忘れられなかったので、またやってみた。
<まず準備>
読者の皆さんにはぜひビフォーとアフターを比べていただきたいので、私の渾身の自撮りを載せておく。
さっそく準備に取り掛かろう。
顔に塗るだけなので、用意するのは絵の具だけでオッケー。
本当は肌に優しい顔料を使った方がいいんだろうけど、持ってないから絵の具でやっちゃう。
まず、絵の具を塗りやすいようにネットで髪を全部上げる。
お気づきかもしれないが私はめちゃくちゃでこが広い。指が6本入る。そして写真ではわかりづらいがM字ハゲである。
雨や風の日は外を歩けないし自転車にも乗れない。(でこが出るから)
皆さんの多くは多分将来こうなるので覚悟しておいてほしい。苦労するからな。ハゲは。
<アバターになる前に>
さて、最初に散々「アバターになる」と言っておいてアレなのだが、 いきなりアバターになるのもつまらないので、その前に別のキャラクターになってみることにした。
以前アバターになった時も、本当はピエロになろうとしていたのだが気づいたらアバターになっていた。
さて、まずは白い絵の具を顔中に塗っていく。
皆さんにはぜひ私がこれから何になるか考えながら読んでほしい。
ベースはこんな感じ。結構適当だけどまあいいや。
ちなみに一時期話題になった子ども型ロボットではない。似てるけど。
科技振興機構、癒やしロボット開発 柔らかな肌、滑らかな関節 - CNET Japan
ここからちょっと描き足して、、、
バカ殿でもないよ。
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』7月公開、ジョニー・デップとアン・ハサウェイ続投 | ニュース - ファッションプレス
7月1日公開なので、誰か一緒に見に行こう。
<本題に入る>
寄り道はこの辺にして、いよいよアバターになる。
もうすでに顔がぱりぱりして、皮膚呼吸がヤバい感じがしてきているけどこのまま進める。
赤の女王の上からとにかく色を乗せていく。藍色を中心に、赤とか黄色とか緑とか適当に色を選んでは汚いパレットの上で混ぜ合わせる。
水で伸ばしながら顔全体がのっぺりしてくるまで塗って塗って塗りたくる。
適当に柄を描いていって、、、
柄のせいでアフリカの部族みたいになったけどこれはアバターである。藍色だし。
<いろんなアバター>
<アバターになるといいこと、悪いこと>
物事に必ず二面性があるように、アバターになるにもいいこと、悪いことがある。
〇いいこと
・自慢できる
・アバターになり終わって、絵の具を洗い流した後の自分の顔が妙に清々しいので、自分の顔がちょっと好きになる
〇悪いこと
・皮膚へのダメージがでかい
・耳に塗った絵の具がなかなかとれない
・誤って眼球に絵の具を塗ってしまったり、絵の具の水が口に入ったりして体に悪い
・引かれる
悪いことの方が多いが、もしアバターな自分が気に入ったらそのままアバターとして生きていくのもアリだ。
<アバター、表紙になるってよ>
今回私が変身したアバターが表紙を飾る
フリーダムペーパー「枠」
名大祭で展示します。
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