弟の棚をなんとなく見てたら懐かしいものを見つけた。
これ、どれくらい前に流行ったっけ。
周りの女の子たちはみんなオシャレ魔女ラブ&ベリーをやってたけど、自分は一家総出でムシキングをやってた気がする。
コーカサスオオカブトとか好きだったなあ。まだカード残ってたんだ。
そんなことを思いながら開いてみると、
からっぽだった。あれだけ集めたカードはどこに行ってしまったんだろう。
ちょっと悲しくなった。
と、隣にあった遊戯王のスターターパックみたいなやつを開けてみたら、そこには大量のムシキングカードと大量の遊戯王カードが。
なんだここに入ってたんだ、という気持ちと、遊戯王カードってこんなにあったっけという驚き。
弟の棚をさらに探ってみると、至るところから遊戯王カードが出てきた。
そういえば、ムシキングが流行る前、近所で遊戯王がめっちゃ流行っていた。ルールもわからず弟と対戦していた懐かしい記憶がよみがえる。
数えてみたら合計で522枚もあった。個人的にはめっちゃ多いなと思ったのだが、遊戯王サークルとか入ってる人は1000枚くらい持ってるものなんだろうか。
遊戯王カードは久しぶりに見るとなんだこれと思うようなものがたくさんあったので紹介したい。
<名前それでいいのか編>
声帯未発達かよ。
ドジッ子っぽい。それか郷ひろみ。
<絶望編>
私は遊戯王をルールもわからずやっていたが、この"魔法・罠カードを破壊する"系のカードは毎度毎度屈辱を味あわされた記憶がある。
特に左下の"大嵐"のカード、「フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する」なんてほんとふざけるなよと。初心者にとっては魔法・罠カードは戦況を大きく左右する重要なカードなのに、それを1ターンで全部破壊はあまりにむごい。非道だ。酢豚にパイナップルを入れるくらい非道だ。
<説明文がよくわからない編>
下の説明文のところ、大体は"このカードはこういう効果がありますよ"ってことが書いてあるけど、このカードはそうじゃない。
使い方がわからなさすぎで、バトルの時は
私「ねーねー!このモンスター、子供だと思う?」
弟「え、別に」
私「ほらちっちゃいやろ?!子供に見えるやろ?!」
弟「う、うん」
私「はい子供とまちがえたー!ここに"子供と間違えると痛い目にあうぞ!"って書いてあるから攻撃しまーす!どーん!(マジ蹴り)」
とかやってた気がする。むちゃくちゃだ。
<女の人編>
遊戯王カードって、なぜか女の人の色気がすごい。子供ながらそわそわしてしまう。たぶんそれも人気の一つだったんだろう。
<そんなのありかよ編>
この黒々としたかっこよさげなカード、モンスターの名前が見えないなあと思ってカバーから出してみたら、
ただコピー用紙にカードの絵柄を印刷しただけのやつだった。
これって遊戯王界ではアウトなんだろうか。これが許されてしまったら、みんな強いカードをググって印刷して使うだろう。
この一見パッとしないボロボロのカード、カバーから取り出すと、
なんと5枚入っている。
触れば分厚さで分かるのだが、正面から見ただけではまさか5枚入っているなんて思わない。1回のドローで5体召喚できてしまう。かなり卑怯だ。
カバーがあるといろいろ小細工ができてしまうみたいだ。
<みんな大好き編>
これは遊戯王を見たことがない人でも知ってるんじゃないだろうか。
死者蘇生という圧倒的大感謝カード、今でも絶大な人気を誇るブラックマジシャンカール、なんか妙に印象に残るアイツ。
ちなみにブラックマジシャンも持ってたはずだがどこかに行ってしまった。かなしい。
<お前絶対弱いだろ編>
桃鉄のブラックボンビーかと思った。
働き過ぎて精神が崩壊しているらしい。現代社会みたいだ。
<キラキラカード編>
みんな大好きキラキラカードたち。キラキラしてるだけでもう強そうだし、実際強い。あと上に並んでる星の数も多い。
こいつら持ってるだけで近所の遊戯王カースト最上位になれる。
<謎のレアカード編>
弟から聞いた話だが、このカード10万円ぐらいで売れるらしい。
自転車のカゴに入れっぱなしにしてたせいで雨に打たれて結構ボロボロなんだが、遊戯王に詳しい人、本当に売れるのか教えてほしい。
カードを見たら久しぶりに遊戯王がやりたくなった。私は城之内と顎が似ているので結構遊戯王はできると思う。今度遊戯王サークルにでも行ってみようかな。
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