2015/04/01
書いた人:江坂大樹
長いこと闇に包まれていた仕込みコンガを、ついに名古屋大学でも発見した。
その場所をお教えしよう。
あの仕込み楽器が名大にも
数年前に各地の大学で話題になった建造物中に仕込まれている楽器が、実は名古屋大学にもあったのだ。
東大はカスタネット、京大はギロだったが、名大はコンガだった。
僕はこの1年ほど、暇があるたびに仕込み楽器を探していたのだが、まさか名大で一番人でにぎわっている全学教育棟にあるとは思わなかった。いままで誰も気づかなかったのが不思議なくらいである。
中庭には同じような木の腰かけいくつかあるが、コンガが仕込まれてるのは右奥にあるものだけである。
この切れ込みの入った四角形の中央に立ってジャンプをすると、足元から打楽器特有の軽快な音が鳴り響く。
手だとだめ
でもこの仕込みコンガ、手で叩くくらいだと鳴らすことができない。
木に手がぶつかる音がするだけだ。
でもジャンプすると鳴る。
尻もだめ
ここはよくうかれた新入生が座ってランチを食べているから、座るときの衝撃でも鳴りそうだけど、尻もちでは鳴らない。
でもジャンプすると鳴る。
垂直じゃないとだめ
ジャンプならなんでもいいかと思ったら、そうではない。垂直跳びじゃないとだめなのだ。
でも垂直跳びだと鳴る。
鳴らしてみよう
この仕込みコンガは無くなるわけではないので、鳴らしたくてうずうずしている人も安心してほしい。
でも今のところ鳴らす方法は「垂直跳び」しか見つかっていない。暇のあるひとは、他の方法も探してみてください。
この記事はエイプリルフールのためのうその記事です。
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